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GROUND & SURVEY

地盤と調査

どうやって地盤調査するの?

GROUND SURVEY

地盤調査

土地の強度は100m離れるともう変わっていることがありますし、見た目は頑丈そうな土地でも、実は柔らかい軟弱な地盤だったります。
時には同じ敷地内でも、地盤の強度が違う場合があり、その部分だけを地盤改良しても意味がありません。住宅の建つ土地の強度にバラツキがあっては地震で揺れた際に揺れ方が違うため、建物を歪ませることに繋がるからです。そのため一部分だけではなく、全体を均一の強度にするために地盤改良工事を行う必要があります。
地盤調査は、その地盤の上に建物を建設できるかどうかを判断するために、地盤の強度を測定します。正確な地盤調査は安全・安心な住まいづくりに欠かせません。エフイーシーでは地盤の調査結果と過去の5万件以上のデータを基に分析して最適な基礎仕様や土地の補強方法をご提案をいたします。

地盤調査の方法として「ボーリング調査(標準貫入試験)」「平板載荷試験」などがありますが、戸建住宅の場合は「スウェーデン式サウンディング試験(スクリューウエイト貫入試験)」が一般的です。

地盤調査の方法
主な用途
内   容
スウェーデン式サウンディング試験
(スクリューウエイト貫入試験)
戸建住宅地盤にロッド(鉄の棒)を垂直に突き刺して荷重と回転をかけて調査します。ロッドが簡単に沈んだ場合は弱い地盤、逆に沈みにくかった場合は固い地盤となります。調査深度は20m程度まで行うことが可能です。
測定した荷重、半回転数からN値やせん断強度などに換算して土の硬軟又は締まり具合を判定します。
ボーリング調査(標準貫入試験)マンションなどの大型の建築物掘削機械を用いて地面に穴を開けて一定の深さごとに土を採取し地層の深さ、地層の構成や地層の強度を調べます。 液状化判定や土壌汚染調査などにも用いられ、地盤の支持力を算出する際に必要なN値、砂質土や粘土といった土質、地下水位が調査できます。
平板載荷試験道路・擁壁荷重を直接地面にかけ、その反力を測定する試験で、直接的に地盤の強さを把握できます。
地盤に載荷板(直径30cmの円盤)を設置し、そこに垂直荷重を与え、荷重の大きさと載荷板の沈下量との関係から強度を調べます。荷重を載荷する際には、反力荷重として、現場の重機(バックホー等)を用いることが一般的です。直径30cmの載荷版を使用する場合、45~60cmの深さまでの地盤が調査できます。
結果からは、極限支持力、地盤反力係数、沈下量などを確認できます。