基礎断熱工法「タイト・モールド」
TIGHT MOLD
基礎断熱の新時代をつくる基礎型枠
「タイト・モールド」
断熱材でできた基礎型枠タイト・モールド
タイト・モールドは断熱材でできた基礎型枠です。従来の鋼製基礎型枠と違い、特殊スチロール素材で断熱性に優れ、コンクリート打設後の型枠の取り外しが必要ありません。基礎断熱の施工が高い精度で管理でき、高性能な高断熱の住まいを実現できる、今までにない新発想の型枠です。
タイト・モールドの3大特徴
基礎断熱型枠「 タイト・モールド 」は、基礎強度、施工性、シロアリ対策に、非常に、優れております。
1.継ぎ目のない強いベタ基礎
従来の基礎施工では、段階的にコンクリート打設・養生しながら施工していくため、耐圧盤と立ち上がりコンクリートの間の継ぎ目が生じます。地震のような外圧や経年劣化などにより、継ぎ目が入りやすく、強度低下や浸水、シロアリの侵入なとのリスクが高まります。タイト・モールドは、羽化し型枠で 耐圧盤と立ち上がりコンクリート を同時に施工するため、継ぎ目のない強度的に極めて安定し、 経年劣化による水やシロアリの侵入を大幅に軽減する強い 基礎をつくることができます。

2.上下移動する浮かし型枠による 水平度の高い基礎施工
タイト・モールドは独自部材(特許取得済)により、羽化し型枠の上下移動を可能にしました。基礎型枠(タイト・モールド)同士を接合する際に使用する鉄棒(ロケットバー)には、2か所のネジ山があり、型枠に予め埋め込まれた金属部分と、精密に噛み合うよう設計されています。型枠の天端を水平に調整すると同時に基礎 天端 が決定できる仕組みは、 タイト・モールド がもたらす大きなメリットです。タイト・モールドの使用で水平度の高い基礎施工が行えます。

3.万全のシロアリ対策 安心の10年保証
基礎に外張りされた断熱材は、シロアリにとって格好の標的となり、シロアリは基礎断熱の大敵でした。タイト・モールドは断熱材の素材にホウ酸を混ぜ合わせ、シロアリ被害から断熱材を保護。さらに断熱材の上にアルミ製の防蟻笠木を取り付けることでシロアリの侵入を二重で防ぐ対策を施しています。


安全で防蟻効果の高い「ホウ酸入り断熱材」
タイト・モールドの断熱材(型枠)は、人体に無害で防蟻効果の高い「ホウ酸」を練りこんであります。この断熱材をシロアリがかじると体内で消化不良を起こし死んでしまいます。

断熱材上部には堅牢な「アルミ製防蟻笠木」
断熱材(型枠)の上部に取り付けられる、アルミ製の「防蟻笠木」です。ホウ酸入りの断熱材をシロアリがかじり侵入してとしても土台木部までの侵入はシャットアウトされます。
「床」ではなく、「基礎」で断熱
次世代のエコ住宅には、電力エネルギーの消費を最小限に抑える断熱方法が欠かせません。それには床断熱ではなく、基礎断熱が重要です。基礎の内側と外側をしっかり断熱して床下環境から整える。そこで初めて、次世代エコ住宅の土台ができあがります。自然エネルギーを最大活用できるのは、本物の基礎断熱です。
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■ 床断熱の床下環境
床下に大量のコンクリートを使用するベタ基礎は、外気温からの影響が床下全体に伝わり、コンクリートの性質上、熱(冷気・熱気)は蓄熱されます。長時間、床下の冷気(熱気)に触れている断熱材は、やがてその影響で冷たく(暖かく)なり、居室内の床に影響が現れます。

※外気温5度。床断熱施工住宅とタイト・モールドで施行した住宅で、室内温度の差が出やすい脱衣所の床をサーモグラフィカメラで比較しました。(測定場所:群馬県前橋市)
◆一歩先を行くタイト・モールドの基礎断熱
<タイト・モールドの場合>
断熱材で基礎をサンドイッチ
タイト・モールドは凍結深度(土が凍結する深さ)まで断熱するため冷気はコンクリートに伝わりません。基礎の両側を断熱材でサンドイッチすることでさらに断熱効果を高めます。

<一般的な基礎断熱の場合>
基礎の内側に断熱材を施工する方法は、凍結深度からの冷気がコンクリートに伝わってしまうため、あまり効果がありません。(司コーポレーション実施測定の結果)

◆基礎を断熱することで、太陽熱、地熱の利用は最大限に!
自然エネルギーを有効利用することで家の中が暖かく温度差のない快適な省エネ住宅になります。
また、基礎の内側と外側を断熱することで凍結深度まで冷気を防ぎます。

